おうち薬膳で、食べて免疫力アップしましょう!①
みなさま、こんにちは。
いかがおすごしでしょうか。
緊急事態宣言がでて、外出自粛によって、うちにいる時間もふえ、そろそろコロナ疲れがでてませんか?
私は、5月連休まで子供2人が休校、そしてとうとう上の子の学習塾も休講になり、三食のごはんづくりと
家で何をさせてすごすか、時間管理したり、勉強させたり、兄弟けんかの仲裁をしたり(汗)で日々がすぎていきます。
学校・塾・給食のあるありがたさを実感しています。
毎日の報道でも感染が増えていることと、医療の逼迫した情報ばかりで不安がつのりますよね。
今私たちにできること考えてみました。
それはできる限りの予防をすることではないでしょうか。
①必要以外の外出をせず、人との接触をさけること。
②手洗い、うがい、外出時のマスク着用、身の回りの除菌などをこころがけること。
③免疫力がさがらないように、しっかり睡眠時間をとる。
自律神経のバランスをくずさないように23時までには横になることがおすすめです。
④三食バランスよくしっかり食べて免疫力をあげること。
⑤ストレスをためないこと。息抜きや楽しみをみつけること。
ストレスにより免疫力が低下するそうです。
そしてこの中で、私ができることは④について薬膳的にお伝えすることでしょうか。
中医学では、『気』が免疫力に重要になります。
簡単に言えば、元気とかやる気の気です。
『正気存内、邪不可干』という言葉が中国最古の医学書『黄帝内経』にあるのですが、
気が体内に正常に満ちて、保っていれば、邪気(病気のもとになるもの)は侵入できないということです。
逆に正気のバランスが崩れたり、正気が不足すると邪気に侵されやすくなります。
気にも種類があるのですが、免疫に深くかかわる気を衛気(えき)といいます。
体の表面が衛気というバリアで守られているイメージです。
そのバリア機能が正常に働いていれば、外邪(病原菌・ウィルス・花粉)などの侵入を防いだり、
はねかえしたりすることができます。
①衛気を正常にめぐらすためには、衛気を司る肺の気を高めることが大切です。
②同時に、生命力のエネルギーの源である腎の気を高めることが大切です。
③体の表面についた外邪を発散する作用のある解表類のものをとる
それでは、何をたべたらいいの?となりますよね。
次回、腎を高める豚肉と肺を潤し腎の気も高める山芋と
解表類の薬味類を入れた簡単レシピをお伝えします。
お楽しみに。